たくさんWeb上の文章を読んでいると、その中には何度も読みかえしたくなるような、素晴らしい文章に出会うことがある。心に訴えかけ、感情を揺さぶられるような表現力のある文章であったり、学ぶ事の多い文章であったりといったような文章がある。それらの文章の素晴しさには、様々な理由がある。
時間が経つと、いつかどこかで読んだその文章を、どこで読んだのか思い出せなくなる。そんなもどかしい思いをしないために、読み返したくなる記事を記録する。
なお掲載の順番と記事の良さには関係がない。掲載の順番は単純にこの記事に掲載した順序であったり、目についた順序であったりするだけ。
EmacsとWindowsと人生と
著者 :: sylxさん
Emacsを取り巻く事実を元に、1人のEmacs使いの視点で、Emacsと人生について思いを巡らせている物語風の文章だ。私自身、Emacsユーザーということもあり、共感するところが多かった。少し悲しいというか、苦みや渋みのようなものを感じる。
元気が出ない時はこの文章を読むことにしている。
- EmacsとWindowsと人生と https://qiita.com/sylx/items/46bc993471cd71980aa5
正確な文章の書き方
著者 :: 山本和彦さん
EmacsのEmailクライアントMewの開発者である山本さんの文章の書き方についての解説。どのような文章が良いのかということについて考える機会をくれた。
How Emacs changed my life
著者 :: Matzさん
Rubyの開発者であるMatz氏のEmacsについてのスライド。
https://www.slideshare.net/yukihiro_matz/how-emacs-changed-my-life
eww
著者 :: Lars Ingebrigtsenさん
Emacsのウェブブラウザewwの開発や、ニュースリーダーGnusを引き継いで開発されたLars Ingebrigtsenさんのewwについての記事。
SKK 誕生秘話
著者 :: 佐藤雅彦さん
SKKというのは、Emacs Lispで実装されたインプットメソッドで、既に開発は停止している。しかし一部のユーザーに根強い人気があり、SKKの流れを汲む後発のインプットメソッドが今も実装、保守されている。この記事は元祖SKKがどのように誕生したかという事が書かれている。短い文章だけれど、当時の雰囲気を感じ取れる。
ただの所感
一人で作業をしていると、なんだかとても悲しくなる時があって、そういう時はいまれなくなる。そんな時というは誰しもある事で特に取り上げる事でもないのかもしれない。それぞれ、そういう気持ちの解消法があって趣味やスポーツ、飲みに行ったり寝たり、映画を見たりするんだろうと思う。私はそういった解消法があまり得意ではなく、ただ気分が落ち込んで行ってしまう。そういった時に、たまたま読んだ文章によって、「もう少しだけやってみようかな」という気持ちになったりする。そういうのを集めていきたいと思った。ここで紹介した記事は、そんな文章の一部分だったりする。