詳細で体系立ったドキュメントはなるべく書かない方がいいかもしれない。粗雑で書き捨てられた文章があれば、それとコードを手掛かりに理解を進められるし、そういう文章は保守する必要もないから、そういう点でも気楽だ。ただgrepできるような形態(つまりテキストファイル)になっていて、一括でダウンロードできる状態であれば文句はない。Gitで取得できたり、そうでなくてもファイルサーバにあればいい。
開発者ひとりずつに、メモファイル置き場用のリポジトリを作成して、何でも配置してもらう。顧客情報やクレデンシャルだけ、コミットに含めないようCIを整備する。あとは好きにしてもらう。コードのコピーやスニペットは、ここに置いても良い。
開発者が退職したら、リポジトリのディレクトリを少しだけ整備して、subtreeとして1つのリポジトリとして統合してしまう。統合されたリポジトリは、関係者全員からアクセスできるようにする。こういった運用が、良いように思う。