IT業界は他の業界と比べると比較的変化の速い業界と言われる。 技術革新も比較的速く、新しい知識を常に仕入れることを要求される上に、 古い技術的な知識は知っていて当然として振る舞われることも多い。
そんな中で何を学んでいくかを取捨選択しながら学び続ける必要がある。 以下では私が学習の際に考えている心構えのようなものを書く。
毎日行う
もともと好きなことだから毎日できるはず。 ただ毎日沢山勉強しろという意味ではない。 学ぶ習慣を付けることが重要だ。 どうせ平日は仕事で疲れて、勉強をする余裕はほとんどないだろう。
だから行う量や時間はほんの少しだけでよい。気になるリポジトリをcloneするだけでもよい。 毎日続ければ効果は出てくる。もし効果が無いと感じたら内容を吟味するべきだろう。
難易度と時間を鑑みてゴールを調整する
働いていると勉強に当てられる時間の制約はかなり厳しい。 休憩にも時間が必要であるし、使える時間は限られている。
時間と取り組む内容の難しさを考えてゴールを設定しよう。 成果を感じやすいし、ゴールを見通すトレーニングにもなる。 そしてどこから先は諦めたほうが良いのかを判断できるようになる。
「30分でデプロイスクリプトを書く」といった感じだ。
闇雲に素振りをしない
勉強するべき内容は無限に存在している。 ただ全てを学ぶことはできない。だから闇雲に勉強をしてはいけない。 学ぶことに順位を付けて、順位の上位から学ぼう。 以下に順位付けの基準の例を示す。
- 興味のあることのうち仕事に関連すること
- 興味のあるが仕事には関連しなそうなこと
- 流行っていそうなこと
この基準は人によって異なるが、基準を決めておくことが大切だ。
おわりに
学習に於ける心構えみたいなものを書いてきた。 要点として一言ずつでまとめると次のようになる。
- 毎日やろう
- 少しずつやろう
- でもやる内容は考えよう
ただ仕事だけが人生ではない。 だから自分が満足できる時間の使い方をするほうが良い。