「Brave Browser」というWebブラウザの話題を良く耳にするようになってきた。今回はちょっと変ったコンセプトをもつ「Brave Browser」をインストールする。
Brave Browserとは
オープンソースのウェブブラウザ。広告やトラッキングをブロックする機能が標準機能として含まれている。
macOSにBrave Browserをインストールする
ここではmacOSにインストールする。 インストールの方法はBrave Browserが提供しているインストーラを用いてインストールする。
- Brave Browserのサイトにアクセス
- Brave Browserのインストーラーをダウンロード Brave Browserのサイト上部にある「Brave Browserをダウンロード」ボタンをクリックする。 現在のMACはIntel製のCPUを使用しているものと、Apple製のM1を使用しているものとがある。それぞれの端末にあうものを選択する。選択するとダウンロードが始まる。
- インストール インストーラーをダウンロードできたら、インストーラーを起動してインストールする。
- Brave Browserを起動 インストールできると、アプリケーションフォルダにBrave Browserというアプリケーションができている。それを起動する。 今回はBrave Browserのサイトから直接ダウンロードしたため、 初回起動時に確認のモーダルダイアログが表示される。 「開く」を選択する。
- 起動 Brave Browserが起動する。
macOS上でのCLIを使う起動方法
同様の操作はGUIから行えるため、わざわざCLIで行う必要はない。ただし諸般の事情というものは人それぞれにあって、常にGUIが便利という訳ではなく、人によってはCLIの方が便利であったりもする。私の場合、アプリケーションの起動は基本的にはEmacsから実行する。その方が補完が効くため便利だと思うからだ。イメージとしてはmacOSの Spotlight
で起動する感じに近い1。だから、ここではCLIの起動方法について書く事にする。
プライベートブラウズモードのBrave Browserを起動する
open -n -a "Brave Browser" --args --incognito
リモートデバッグインターフェースが有効なBrave Browserを起動する
リモートデバッグインターフェースはブラウザを外部から操作するためのインターフェースだ。ブラウザはTCPポートを開く。外部ツールはそこに接続し、ブラウザと通信する事で、操作を行う事ができる。通常は使うことはないが、テスト等での操作の自動化を考える時に、これがあるととても重宝する。
open -n -a "Brave Browser" --args --remote-debugging-port=9222
まとめ
今回はWebブラウザのBraveのインストールを行い起動までを確認した。他にも興味深い機能があるのでいろいろと試してみたい。
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それなら Spotlight
を使えば良いじゃないかと思うかもしれないが、その他の操作との統一感や設定の自由さや変更のしやすさを考えると、Emacsで行なう方が、私にとってはメリットが大きいと考えている。