この記事は 登壇者 Advent Calendar 2017 と しむどん Advent Calendar2017 の10日目の記事です。 2017年に登壇したイベントの振り返りをします。 あと登壇とは少し違いますが、人前でデモしたり話したりする機会もついでに振り返ります。
今年登壇したイベント
- PyCon JP 2017
- Mastodon Developers Kaig #0
- International Space Apps Challenge 2017 東京会場
- Python初心者向けハンズオン with Pepper
PyCon JP 2017
PyCon JPはPythonというプログラミング言語をテーマにしたカンファレンスです。日本で毎年1回行われており、日本で開催されるPythonのイベントの中ではもっとも規模の大きいイベントです。日程は4日間行われ、今年は次の日程で行われました。
- 9月7日
- チュートリアル
- 9月8日/9月9日
- カンファレンス
- 9月10日
- 開発スプリント
会場は稲田大学西早稲田キャンパスでした。 チュートリアル | PyCon JP 2017 in TOKYO PyCon JP 2017pycon.jp 今年はPyConJPのトークセッションに採択されたので話してきました。 資料はこちら。 Youtubeに動画もupされています。
2015年はチュートリアルの講師、2016年は一般参加者として参加していたので、カンファレンス当日は単純に楽しめましたが、 今年はカンファレンス2日目の最後から2つ目の枠が出番だったので、当日は気持ちに余裕がありませんでした。 他のセッションやブースにも回れなかったです。 資料作りも最後までちょこちょこ手を入れていました。色々大変でした。 時間制限は30分と45分があり、私の枠は30分でした。質疑応答の時間を含めて30分なので、実際に話す内容で使用できる時間は25分程度です。 練習では自然とスピードが速くなってしまうようですが、本番ではゆっくり話したり説明にアレンジを入れたりするので、時間が若干足りなくなりました。 時間が余った時用のコンテンツも準備していたのですがそれはskipしました。うーん残念。
内容はビギナー向けの内容でもあるし、聞きにきてくださった方には、内容を理解してもらえたかなあと思います。 質疑応答でもいくつか質問が出てきてとても嬉しかったですね。あとまじで緊張しました。 そういえばイベント開催前に登壇者の中の5名が事前に集められて座談会が開催されました。
その様子はCodeZineで記事にしてもらいました。
PyCon JP 2017開催直前、緊急座談会 ~採択倍率4倍を潜り抜けた登壇者たちが、発表の裏側やイベントの楽しみ方を徹底紹介 8月も終盤となり、いよいよ「PyCon JP 2017」の開催が近づいてきました。今回、PyCon JP 2017カンファレンスのスピーカー5名に集まっていただき、ご自身のことやイベントの見どころを話していただきました。本番より一足早く…codezine.jp
嬉しい!!
Mastodon Developers Kaig #0
2017年4月頃に分散型SNSであるMastodonが話題になりました。 Mastodon Developers KaigはそのMastodonの技術面にフォーカスをあてたカンファレンスです。 8月19日に築地のドワンゴセミナールームで開催されました。
Mastodon Developers Kaigi #0 (2017/08/19 15:00〜) Mastodon Developers Kaigi はオープンソースソフトウェア「Mastodon」の技術面にフォーカスをあてたカンファレンス (Kaigi) です。 インスタンスの運用や機能追加、クライアントアプリの開発、もしくは上流…mastodonkaigi.connpass.com
私はMastodonの開発にも全く関わっていないし、Mastodonのインスタンスを作って管理しているわけでもありません。 ただの1ユーザーだったのですが自前のEmacsクライアントを作成して使っていたのでその話をTLしてきました。
資料はこちら。 Mastodon × Emacs Mastodon Emacsクライアントslideship.com
※ slideship.comのサービス終了と共に資料は消失しました。
ネタはEmacs x Mastodonだったのですが、LTの最中に、Emacsだ!!とか、にやにやされたり、うわぁって反応になったりしてました。 正直ハマったなあって感じでしたね。狙い通り。資料の作成は半日でざっと作っりました。時間が余った場合のコンテンツも特に用意してなかったです。 実際少し時間が余ったのと、前のLTが早めにおわった関係上少し時間に余裕があったので、即興で許可をもらってデモなどをしていました。 普段ネットでしか交流のない人たちとの交流もできましたし、とても楽しかったです。 (実はこの資料を作る前日に熱を出して寝込んでいましたがなんとかなって本当に良かった) IT Media Newsでも紹介されて嬉しい。
Mastodon Dev Kaigiに行ってきた お試し回とは思えない充実っぷりだった。www.itmedia.co.jp
International Space Apps Challenge 2017 東京会場
年に1回開催されているNASAが提供する宇宙のデータを使って開発をするハッカソンです。 東京会場は4月29日と30日にStartup Hub Tokyoで開催されました。私は3年連続で参加しています。
Space Apps Challenge | 2017 Space Apps 20172017.spaceappschallenge.org
私たちは 職人 という4人チームで参加しました。チームと言っても当日に会場で作った即席チームで、チームメイトの中には中学生もいました。 最近の中学生はすごいなあと思いましたね。積極的にアイディアを出したり、手を動かしたりしていました。ほんとうにすごい!! ハッカソンでは、登壇という感じではないのですが、前に立って自分たちの作品をプレゼンします。チームは宇宙のペーパークラフトキットを作成してそれをプレゼンしました。 ハッカソンのプレゼンの持ち時間は数分しかないことが多いので、感覚的にはLTに近い感じになります。LTだとががーっと話してしまうっていうのも若干許される気がしますが、ハッカソンの場合はそうしてしまうと全く伝わらず置いてきぼりにしちゃうことが多いです。通常のLT以上になるべく伝える内容を絞るようにしていましたね。ざっと説明してあとすべてデモみたいな感じです。Demo or dieという言葉もありますしね。 結果は優秀賞と企画賞を一つ受賞しました(やったー)。 日本からは最優秀賞と優秀賞とpeople's choiceの3チームが世界大会に進みます。私たちのチーム 職人 も世界大会に進みましたが、結果はは全然ダメでした….。 来年頑張ろう!!
Python初心者向けハンズオン with Pepper
PythonでPepperの操作を学ぶハンズオンを11月29日にアトリエ秋葉原で開催しました。参加者のみなさんに作業をしていただくハンズオン形式での勉強会です。
【増席】Python初心者向けハンズオン with Pepper (2017/11/29 19:00〜) Pepperを触ってPythonを学ぼう PepperはPythonを使って動かすことができます。 ## Pepperについて コミュニケーションロボットです。 ## ハンズオン概要 * Pythonの環境設定 (Python2.7) …connpass.com
私は講師なので前で資料の説明をしながら、参加者のフォローアップをしてという形で行いました。 その時の資料はこちら。
このハンズオンではPython及びPepperの開発環境の準備から実機に発話させるというところまでをイベント内でやりました。 途中でPythonのバージョンが若干古いとメインで使うライブラリがimportできないという問題が発生して、 とても困ってました(本当にごめんなさい)。主催の一人の方が解消方法を発見してくれてことなきをえた感じでした。さすがにあれは焦りましたねwww。 前日ぐらいにチューターも一人助っ人をお願いして、来ていただきました。この手の勉強会は助っ人が何人かいて初めてできるものだなあと実感しました。本当に助かりました。
あとがき
登壇、発表など人前で話す必要があるものもイベントの種類や聞いているひとがちがうといろいろなやり方があるなあと思います。 今回だと技術系カンファレンス、LT、ハッカソン、ハンズオンの4つのタイプでした。 それぞれ発表の仕方や資料の作り方や時間配分を工夫すると聞いてもらっている人に効果的に伝わるなあと感じました。 来年もいろいろ発表しよう。