2年程前から僕らはゲームをプレイするチームを作って日々活動している。活動と言ってもゲームをするだけだ。時々YouTubeに動画をアップロードしたり、Live配信したりもしている。
それほど力を入れて活動している訳ではなく、頑張って編集したりもせず、特に台本も作る事なく、手間をかけず、楽しく活動している。おそらく学生が作った即席YouTubeチームでも、もっとマシな活動になるだろう。僕達はそれほどに力を入れていない。まあ力を入れれば、もっと良いものができると言いたい訳でもない。今よりは少しだけマシにはなるとは思うけれど、それでも世の中にあるものと比較すると、まあ酷いものだろう。
でも、それでいい。僕達は僕達が楽しそうだと思うものを、自分達が楽しい分だけやる。やりたい事だけやり、やりたくない事はやらず、やめたいところでやめる。そういう活動を、ずっと続けていければいいなと思っている。
今回はその活動の一環として、Tシャツを作る事にした。オリジナルグッズが欲しくなったからだ。売れる、売れないじゃなくて、「オリジナルグッズがある」という事を言いたくなったのだ。だから作る事にした。
Suzuriは簡単にオリジナルTシャツを作る事ができる。しかもSuzuriはAPIを公開しているため、API経由でTシャツを作る事もできる。僕達は普段、Discordでコミュニケーションを取っている。だからSuzuriにTシャツを作るDiscordボットを作った。
作ったボットをチームメンバーに使ってもらおうとしたけれど、チームメンバーは結構難色を示した。難しすぎるらしい。チャットに文字を入力するだけだから、難しい事は何もないのだけれど、初めてやる事にはやはり抵抗があるし、少しだけ怖い。僕もそれは理解できる。
画面共有して、使い方を説明し、デモをして、一度試しに使ってもらい、ようやく使ってもらえるようになった。最終的には会話の中で出た言葉を「名言(迷言?)」と称し、Tシャツを作るようになった。一度やった事のある事は、途端に抵抗がなくなる。それについても良くわかる。
構成はこんな感じだ。
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| Discord |
| App |
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+-----+----------+
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| custom / command
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v interaction endpoint material api
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| Discord +---------->| Google +---------->+ Suzuri |
| Server | | CloudRun | | API |
| | | | | |
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まだ機能は少しだけしかないけれど、少しずつ機能を増やしながら、チームの皆が楽しめるものを作っていきたい。