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velorenを使う

所要時間: 約 2分

インターネットの記事を読んでいた所、たまたまvelorenというゲームを見つけた。これは自由ソフトウェアのゲームで、Rustで実装され、GPLv3で公開されている。そこで、velorenをビルドしてみる事にした。

Rustをインストールしていなかったので、事前にRustをインストールした1

velorenのソースコードはGithubでホスティングされている。それをGitで取得する。

git clone --depth 1 [email protected]:veloren/veloren.git

作業ディレクトリを移動する。

cd veloren

ビルドする時に依存パッケージの取得でエラーした。エラーメッセージに CARGO_NET_GIT_FETCH_WITH_CLI を設定する旨の記述があったため、環境変数として設定する。

(setenv "CARGO_NET_GIT_FETCH_WITH_CLI" "true")

cargoコマンドでビルドを実行する。この処理には時間がかかる。

cargo build

このゲームにはサーバー機能とクライアント機能があり、複数のユーザーが同時に接続して遊ぶ事ができる。まずは、サーバーを起動する。

target/debug/veloren-server-cli --tui

サーバーが起動すると、ターミナルUIで操作可能なコンソールが表示され、TCPの14004番のポートを待ち受ける。

次にクライアントを起動する。

cargo run

画面が表示されると、ユーザー名、パスワード、サーバーを指定できる画面が表示される。ユーザー名、パスワードは適当に指定し、サーバーには先程起動したサーバー localhost:14004 を指定する。画面が遷移するには、1分程かかるようだった。

ゲームが開始されると、プレイヤーの選択作成画面が表示される。ここでプレイヤーを作成する。そして「Enter world」を選択する事で、ゲーム内の世界に入る事ができる。