« ^ »
所要時間: 約 2分

大域に変化する物を置く事を不必要に怖がったりしない。Emacsを使っていて、そんな風に考えるようになった。不必要に隠蔽する事にこだわらないようにしようと思うし、不必要に関心の分離をしないようにしようと思うし、重複も恐れない。よく言われ、こうした方が良いとされるSOLID原則とかKISSの法則とか、DRYとか、そういったものはその時その人がそう思って、キャッチコピーを付けただけのものだと思う。だから「こうした方が良いよね?」と言われる状態からスタートしたいと思う。その状態からスタートして徐々に熟れていくと、習熟度も上がり、能力も平準化され、聖域ができにくい。理想的な状態は、それを扱う人の特性や数によってかなり変化する。だから「これは、こうあるべき」みたいなものは一旦忘れて、「今あるこれをどうしたらもっと良くなるかな」という問いを続けていこうと思う。

本当に人それぞれ辿り付く答えには大きな違いが出るんだなぁと感じる。それぞれの答えには、その瞬間の特定の指標での優劣は付けられるんだけれど、その優劣はとても限定的なものだから、それに囚われる事なく、答えを見付けたとか、それに取り組んだ事を評価していきたい。そんな風に思う。