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Plausible Analyticsを使う

所要時間: 約 2分

Plausible Analyticsはアクセス解析の機能を提供する。Google Analyticsと同じようなツールだ。オープンソースとして、ソースコードが公開されており、SaaSとしても利用できる。Sentry等と同じような戦略でサービスが展開されている。

オープンソースであるため、自分でホスティングして使用するのであれば、インフラ代はかかるが、Plausible Analyticsを使用するための料金はかからない。

SaaSとして利用するには料金を支払う必要がある。Google Analyticsで満足している人は、無料であるGoogle Analyticsの方が良いかもしれない。そうでない人にとっての選択肢としてPlausible Analyticsを考えてみるのは良いかもしれない。

今回はPlausible AnalyticsをDockerで起動し、ダッシュボードを見る所までやってみる事にする。

Plausible AnalyticsはGithubにソースコードをホスティングしており1、中身は主にElixirで実装している。また同じリポジトリ内にDockerファイルが用意しており2、Docker HubにDocker Imageをホスティングしている3。ここまでで既に起動だけならできそうなものだが、更に別のリポジトリにdocker-compose.ymlも用意している4。公式ドキュメントは、これを用いた起動方法も記述している5。なかなか手厚い。

git clone [email protected]:plausible/hosting.git
cd hosting

plausible-conf.envを書き換える。SECRET_KEY_BASEは64バイト以上の文字列にしておかないと、起動した後にエラーが表示される。実運用する時は、適切にランダムに生成させた値を使用する。

BASE_URL=http://localhost:8000
SECRET_KEY_BASE=1234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012
plausible-conf.env
docker-compose up

http://localhost:8000 にアクセスすると、Plausible Analyticsの画面を見れるだろう。登録画面での登録などを適当に済ませると、次のような画面を見れる。

https://res.cloudinary.com/symdon/image/upload/v1686100650/blog.symdon.info/1664357217/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2023-06-07_10.15.59_pkjegj.png