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目標を手放す

所要時間: 約 2分

10年以上前に考えていた目標をこれまでずっと追いかけてきた。それを手放す時が来た。あっけなかったというか、悔いが残る結果となった。まだ心の整理が出来ず、はっきりと何のことなのかを書けない。全て自分の未熟さゆえの事だが、それ以外の方法は知らない。仕方のないことだ。

急に力が抜けて、何もかもどうでも良くなってしまった。情けないけれど、これが現実であるし、まだいくつか被っている役目がある。せめてその役目を果たすまでは、それらに対して力を使おうと思う。あと2年間だけ力を尽そうと思う。10年の約束だからな。もうじゅうぶんな気もする。

自分の中では苦手なこともいっぱいしてきたし、かなり無理もした。たくさん人の期待を裏切ったりしたし、できないことも多かった。できないことに向きあって、陣取りゲームみたいに少しずつできることを増やした。あと2年ぐらいなら、同じように頑張れると思う。

テストを書いたら眠って、また明日プルリクエストを作る。翻訳原稿の修正をして、今度は決算関連のやり取り、税金を払って、その後はこの前エンバグしてしまったところを直す。息が浅くなる。「行けるか?」と思うけれど、落ち着いてやれば出来るはずだとも思う。ただ大声をだしたくなるだけ。たぶんできる。でも上手く頭を切り替えられない。

認知的負荷をなんとかする内容の記事を書いていたけれど、それも結局途中のままだ。話や悩みを誰かに聞いてもらいたい気もするけれど、近ければ近い人にほど聞いてもらうのは難しい。

いろいろ思うところはあるが、これまで通り準備だけは進めることにする。必要になったときに、必要なものがないのでは、話にならないから。ただ、目標という名目の執着を手放すのは、かなりこたえた。