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翻訳作業と体調をふりかえる

所要時間: 約 2分

ここ数ヶ月間、書籍の翻訳に取り組んでいる。今日ようやく1次翻訳の作業が終わった。 毎日自分を鼓舞して、全力で取り組んだ結果だと思う。 しんどい毎日だったが頑張ってよかった。

もう無理だという気持ちと、まだあと一歩行けるという気持ちの間で、いつも揺れ動いている。 発作も良くなったり悪くなったりを繰り返している。 どうしようもない気分になることもあるけれど、全て望んで今のこの状況を作った。 だからこそ自分の弱さに負けたくない。 そんな中で「この5分間だけ全力を出して、できるだけのことをやる」 ということをひたすら続けた結果、ここまで作業を進められたと思う。

なにもかもを投げ出してしまうこともできるけれど、結局そうはせずに相変らず毎日粛々と作業を続けている。 第3者の見えない力に支えられていて、得体の知れないその力に行動を縛られているように感じる。 もちろんそれが嫌だというわけではなく、自ら進んでそうしているし、それが正しいと信じている。 こういった抑止力のようなものが支えになっている。心理的な保険が効いているということだろう。

またあまり記述はできないが、一緒に作業をしてくれている編集者の方、 開発チームのメンバーや関係者の方、 私のことを気にかけてくれる行きつけのバーの店長さん、 遠方にいて本が出るたびにそれを喜んでくれる家族、妹、 周りにいる人のおかげで自分自身が成立しているということを忘れないようにしたい。 こんな状態であっても目的を見失わなず正気を保ち内省を続けられるのは、 彼/彼女らのおかげに違いない。 応援してくれる人がいるということがとても励みになっている。 この事を決して忘れてはいけない。

全体的な作業を山登りに例えるなら、まだ4合目といったところだろうか。 まだまだこれからやる事がたくさんある。 気を引き締めて、また同じように取り組んでいこうと思う。 本当に欲しい成果を手に入れるために。