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Magitの--no-verifyオプションの指定方法を統一する

所要時間: 約 2分

magit-commit、magit-push、magit-rebaseには --no-verify options が用意されているが、magit-commitのみオプションの指定方法が異なる。 この指定方法を統一することで、操作上の混乱を少なくできる。

FunctionBeforeAfterDescription
magit-commit-n-hChanged.
magit-push-h-hNot changed.
magit-rebase-h-hNot changed.
各種コマンドの --no-verify オプションの指定方法

これについての修正を作成した。

https://github.com/TakesxiSximada/magit/commits/fix-magit-commit-no-verify-option

しばらく動作させてみて問題が無ければPull Requestを作成しようと思う。

[追記 :: 2022-05-02T23:11:35+0900]

問題なさそうなのでMagitにPull Requestを送ろうと準備を進めていたが、 リリースノートを確認していたところ、同様の修正が既に適応されていた。 それらのIssue及びPull Requestも見つけた。

[追記 :: 2022-05-03T14:45:01+0900]

どうやらMagit2からMagit3への移行の時に修正が漏れたもののように思われるため、Pull Requestを作成した。

https://github.com/magit/magit/pull/4677

[追記 :: 2022-05-06T20:40:22+0900]

上記のPull Requestはリジェクトされた。理由はMagitの統一ではなくGitコマ ンドとの統一を重要視しているということだった。リジェクトされた理由は確 かに納得できるが、Magit2ではマージされているので、そもそもそこの判断に 問題があるということなのだろう。またこのような重要ではない問題に時間を 使うことを正当化できないとのことだった。これについては全く意味がわから なかった。