「Notionからorg-modeへの出戻りと、WSL上でのorg-protocol」https://unknownplace.org/blog/2021/05/06/org-protocol-wsl-subsystemd/ を読んだ感想を書く。
Notionはほぼ使用していないが、この記事の言いたい事はよくわかる。特にぐっと来た箇所を抜粋していく。
org-modeの良いところは破綻がゆるされるところだと思う。例えばorg-todoやorg-agendaを取り上げると、あくまでテキストでどのように記述するかによってそれがTODOであると認識する。崩れてもファイルを保存することは可能だ。ステータスの追加、属性の追加も自由に行えて、破綻していても許される。例えばステータスの文字を本来DONEと記述するところをDONEEとタイポしても正しく認識はされないがファイルは保存できる。そのため過去の状態をそのまま(というか置き去り)にして新しい方法を適応しやすい。この柔軟性がorg-modeの強みの一つだと思う。
この部分もよくわかる。Emacsを操作できない環境でorg-modeのドキュメントを編集する気にはならない。自分はどうしたかというとスマホの環境を捨てた。MFAのために所有はしているが、それ以外の用途でスマホは使わない。メールやLINEやSlackですらスマホは使用しない。本当に緊急であれば電話がくるが滅多にかかってはこない。待ち合わせの時に一瞬使うが、最近ではコロナ禍の影響もあり、街中で待ち合わせをすることも極端に減った。こう考えるとスマホのような環境は不要だとよくわかる。
記事内で触れられていたorg-protocol、 org-cliplink、ettelkasten Method的な情報管理などは知らない内容だった。まだまだ知らないことが多い。オーパーツを発掘した気分だ。興味が湧いたので調べて取り入れられそうなら取り入れたいと思う。
(追記) 最初は大元のブログ記事のタイトルをそのままこの記事のタイトルとして記述していたが、意図せずGoogleの検索結果で上位に出てくるようになった。大元のブログ記事の著者の方に迷惑をおかけしたくないため、タイトルを変更した。